一般社団法人SOCIAL GOOD ENTERTAINMENT(代表:髙木光治)は、3人1組のチームを結成した全17チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『海と日本PROJECT スポGOMI in ニセコ』を10月14日(土)に開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
- イベント概要
・日程:2023年10月14日(土)9時30分~12時00分
・開催場所:ニセコ東急 グラン・ヒラフ
・参加人数:1チーム3名×17チーム46人(内2人チームが5組)
・大会クレジット
主催:一般社団法人 SOCIAL GOOD ENTERTAINMENT、Naia合同会社
共催:日本財団 海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE
企画制作:株式会社Engi
応援:ニセコ東急リゾート株式会社
後援:倶知安町観光協会、ニセコプロモーションボード、⼀般社団法⼈ ニセコひらふエリアマネジメント
商品協賛:北海道宝島旅行社、ニセコ花園ハーモニーリゾート、古賀商店、イタリアンレストランSanto、林農園黄金温泉、We corporation、Rythm Sports
協力:一般社団法人 ソーシャルスポーツイニシアチブ
- 優勝は「トシローズ&蓮」チーム!拾ったごみの総量は7.105kg!
気温16℃のひんやりとした空気とは対照的に、参加者ひとり一人の熱気が高く感じられた、今回のスポGOMI in ニセコ。全17チームが参加するなか、チーム「トシローズ&蓮」が、ごみ総量7.105kg/668ポイントを獲得し、準優勝チームに215ポイント差をつけて優勝しました。優勝チームは地元、ニセコの飲食店を経営する仲間同士で参加。冬のシーズンだけ開くパーティーバーの周辺に多くごみが落ちていると予測し、見事作戦通りにごみを集めることができました。
優勝「トシローズ&蓮」
- 長野オリンピック日本代表の渡辺氏率いる「TEAM COMPAS」が第3位に入賞!
本イベントには、長野オリンピック(1998)ハーフパイプ日本代表の渡辺伸一氏も参加者の一人としてご参加いただきました。渡辺氏率いる「TEAM COMPAS」は見事第3位に入賞し、閉会式では今回のスポGOMIを体験してのご感想をお話しいただきました。
(渡辺氏コメント)
「入賞できてとても嬉しいです。みなさん、重そうなごみを持っている方が多かったので入賞は無いかなと思っていたので驚いています。気持ちよくごみ拾いができてよかったです」
第3位「TEAM COMPAS」
- スポGOMI in ニセコで集められたごみの総量は22.615kg
世界的なスノーリゾート地として有名な北海道・ニセコ。雪が解けたオフシーズン期間のニセコの街は一見きれいに見え、始めは参加者たちも口をそろえて「ニセコはきれいだね」と言って歩き出します。
ところが、よくごみを探してみると、コンビニ周辺にはアルコールの空き缶・空き瓶が、歩道の脇にはたばこの吸い殻が多く捨てられていました。また、「ストック」といったスキー場ならではのごみも発見。意外な大物のごみに参加者は競技への意欲を燃やしている様子でした。
- 優勝チームコメント
「駐車場の奥の方や茂みの方など、隠れているところ、また冬に荒れがちなパーティーバー周辺を中心にごみを探しました。たばこの吸い殻や割れたグラスやボトルなどが捨てられており、作戦勝ちでした。正直最初ごみ拾いか…と思っていましたが、なんだかんだやってみると運動にもなり、景色も最高だしですごく楽しかったです。」
<eスポGOMIとは?「スポGOMI」×「eスポーツ」>
eスポGOMIは、ごみ拾い活動にスポーツのエッセンスを加え今までの社会奉仕活動を「競技」へと変換させた日本発祥の全く新しいスポーツ「スポGOMI」と、コンピューターゲームによる競技型スポーツ「eスポーツ」を組み合わせた取り組みです。
持続可能な社会を作るために定められた目標「SDGs」を実現するためには、世界中がひとつになり、あらゆるジャンルからのアプローチが必要です。そこで、「スポGOMI」に世界で話題の「eスポーツ」を掛け合わせることで、ゲームを趣味とする人々や子どもたちなど、新たなジャンルの方々へアプローチを図ろうと考えたのです。こうして『eスポGOMI』は、全く新しい形の環境保全活動として誕生しました。
eスポGOMIの見どころは、ごみ拾い前半戦と後半戦の間のハーフタイムに行われる「ゲーム大会」です。ごみ拾いと同様、誰もが活躍する可能性を秘めているゲーム大会。過去に行われたeスポGOMIにおいても白熱したバトルが繰り広げられています。
また、本大会ではごみ拾いの質と量によって獲得できるポイントが勝敗へつながりますが、ゲーム大会で勝利したチームには、後半戦のごみ拾いを有利に進められるアイテム(追加用トングなど)が与えられます。ゲーム大会での成績がその後のごみ拾いにどのような影響を与えるのか――。この点も「eスポGOMI」の見どころの一つといえるでしょう。
<スポGOMI とは?>
スポGOMIは、企業や団体が取り組む従来型のごみ拾いに「スポーツ」のエッセンスを加え、今までの社会奉仕活動を「競技」へと変換させた日本発祥の全く新しいスポーツです。一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブ(東京)が2008年に東京都で初めて開催しました。「2019年からは日本財団(同)の「海と日本プロジェクト」の一環で、日本全国から地方大会を勝ち抜いた高校生が集結した「スポGOMI甲子園」が開催されるなど話題を集めました。これまでに国内外で1400回以上開催され、延べ14万人以上が出場。大会の開催数や参加人数は増加しており海外にも拡大しています。そして2023年、世界20カ国が参加する「スポGOMIワールドカップ」の開催も決定し、日本を含む21か国から5000人以上が参加予定です。3月から予選が各国で行われ、2023年11月には日本での決勝大会が開催される予定です。
スポGOMIについて:https://www.spogomi.or.jp/
<主催団体概要>
主催団体名:一般社団法人 SOCIAL GOOD ENTERTAINMENT
ホームページ:https://sge.jp.net/
活動内容:スポGOMIに関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。
主催団体名:Naia合同会社
活動内容:一生の思い出となるようなオンリーワンのトラベルデザイン、トラベルコンシェルジュなどを旅行会社向けに行う。またニセコエリアでの様々なローカルネットワークを活かし、企画やコーディネートなどの地域のためのバイリンガルビジネスサポートも行っている。
<協力団体概要>
団体名称:一般社団法人 ソーシャルスポーツイニシアチブ
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:スポGOMIに関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。